家庭教師をやっていました

知人の子どもの家庭教師を約1年3ヶ月やっていました。お子さんは中学1年生と3年生でした。元々塾講師だったのですが、塾業界を去った後少しだけお手伝いという形でみました。おしえてる側としていえることは家庭教師は完璧ではないということです。

中学生の内容でしたが、5教科の面倒はとても見てられませんでした。これは教師側と生徒側の学力でカバーできることです。まず、教師側のアルバイトは家庭教師の仕事を甘く見ないことです。時給が高いから、座っていればいいだけだからでは、勤まりません。

しっかり教え方を勉強する必要があります。家庭教師の出身高校や大学を参考に決める親もいるでしょうが、教師の学力がそのまま伝わるわけではありません。教師の頭の中で分かっていることを噛み砕いて小学生から高校生に伝えるのですから、学力が全てではありません。頭の良さそうな教師よりも話の上手な、つまり分かりやすさが大切です。

そして、生徒側には相手の話を理解できる力が必要になります。よくトップ校を受験したい、させたい家庭では家庭教師を頼むことが考えられます。しかし、逆に基礎学力をつけたい、まだ既習内容が理解出来ていないという場合は少なくありません。教師は授業を進める上で、学校の進捗状況を把握するために生徒に聞きます。

答えられる生徒とそうでない生徒がいるのです。教師はこれを理解しておくべきです。もちろん親も子どもがどんなタイプなのかは分かっているはずなので、既習内容からやってほしいと思う場合には教師の話が分かりやすいか子どものために見極めてあげましょう。

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