家庭教師を探すときは、2通りの方法があります。1つは家庭教師会社と契約をすることです。もう1つは、知り合いの大学生などに個人的に頼むことです。会社と契約をすることのメリットは、会社のサポートを受けられることにあります。
万が一先生に問題があったり、先生の教え方が合わない、成績が上がらないといったことがあったら、先生を変えてもらうこともできます。さまざまな相談が可能なことが、会社と契約することもメリットです。逆にデメリットとしては、費用が割高になることです。1時間あたり4000円の費用を支払っていたとしたら、会社の取り分が2000円、先生の取り分が2000円などとなっています。
報酬は先生のやる気に直結しますので、支払った費用のうちいくらかが会社の取り分となってしまうことで先生のやる気が減少してしまう可能性もあります。知り合いの大学生や社会人に頼むことのメリットは、中間マージンを引かれることがないため、費用が節約できるということです。時給2000円の先生を雇うときに、時給2000円と交通費だけを支払えばよいのです。知り合いに頼む場合は、あらかじめどういう人間なのかがわかっているので、信頼度も高いでしょう。
頻繁に連絡をとって、テスト前なので時間を増やしてほしいといったことにも柔軟に対応してもらえます。最近では、インターネットで家庭教師紹介会社というものも登場しています。これは、2万円程度の紹介料を支払うだけで、その後は教師と個人契約が結べるというものです。しかし、赤の他人を紹介してもらうことになるので、契約を結ぶ前にしっかりと信用を確認しておくことが重要です。