家庭教師を依頼する際、それには2種類が存在するということを留意すべきです。それは、派遣型と個人契約ということです。前者は、センターに籍を置いています。対して、後者は、センターなどに籍を置いていません。

それぞれに一長一短があります。前者は、センターによって、ある程度マニュアル化された指導の研修を受けており、比較的、当たり外れが少ないというメリットがあります。しかし、指導が画一的で応用が利かないというデメリットがあります。また、月謝に関しても画一的で融通が利きません。

対して、後者は、個人の経験や能力によるところが多く、当たり外れが大きいというデメリットがある一方、比較的安い授業料で質の高い指導を受けられる可能性があります。初めて家庭教師を利用する場合は、無難にセンター経由での依頼をすべきでしょう。それまで家庭教師を利用した経験があり、その指導力を見抜ける場合には、個人契約を仲介するサイトで探し、しっかりと選別すれば、比較的安い月謝で素晴らしい指導を受けることも可能です。個人契約を考える際、月謝の予算など、基準は多くありますが、その1つに、その人物が同じ都道府県で受験を経験しているということを加えるべきです。

各都道府県で入試制度は異なります。よって、その都道府県での入試制度に精通していることが、良い家庭教師の資質となり得ます。また、個人契約の場合、その指導経験も重要です。できれば、家庭教師の経験や個別指導塾での経験がある人物に依頼すべきです。